インターネットの本当の価値
mediologicに乗ってたサイトそのまんまだが、非常に参考になるのでぜひ。
マーケティングの責任者から見たインターネットの本当の価値
http://smashmedia.jp/blog/2007/11/000721.php
いや、これいいと思います。仕事をしていてよく思うことを的確にかつ自由に書いています。
インターネットって万能!だとか、インターネットに注力してプロモーションやれば成功する!みたいに思っている人ってよくわかっていない人ほどそうだと思うけど、そうじゃないです。
実際目の当たりにしている企業でもあからさまにテレビCMとかやめちゃってインターネットにシフトしているけど、しかもそれで認知がとれていると思っていたり、成功したと思ったりしているけど、かなり存在としてはニッチ化しているんじゃないですか?といいたくなる。成功事例としてあげているネットのキャンペーンだって、広告代理店側の都合で成功としている例は少なくないと思う。そもそもテレビチャンネルが数チャンネルしかないのに対してネットはウン億サイト存在していて・・・そもそも数字的にみるとマスメディアには絶対になりえないターゲティングメディア。「共通の趣味」に近い要素を持っている人間感ならありうるが、そうでない場合、友達同士や家族間での会話のネタにはなりにくいべさ。
まぁ、それらを理解した上でやっている場合はOKなのかな。特定層での認知が一定の売り上げにつながることで目標達成に大きく貢献できるのであれば。個人や非営利団体のプロジェクトなどではありだし、予算の少ないキャンペーンでもあり。PRとの絡みも重要になってくる。
とはいえ、個人的な思いとしては、複雑になってきたメディアを全部わかってて、的確なストーリーに合わせて的確にピックアップできるようになりたいなぁというのと、そもそもインターネットもマスメディアになれればなぁとは思います(もう仕組みとしてここまできちゃったら難しいとは思いますが)。
ご紹介ありがとうございます!
妙なことで煽るのではなく、ネットにはテレビにはできないことができるのだから、そこをがんばればいいと思います。
縄張り意識が強くて、なかなかホリスティックな話になりにくいのが残念ですが、今後変わっていくといいなと思っています。
> 河野さん
コメントをいただけるなんて、大変光栄です。
ありがとうございます。
おっしゃられている「ネットにしかできないコミュニケーション上の役割」に大きな興味を持ってこの世界に首を突っ込んでいる者です。
縄張り意識という言葉もまさに的確で、それをいかにして壊し(壊すというか馴らす、共存させる)、フラットにした上でクライアントに提案ができるかという点が最近は肝です。
すでに気づいている人と気づけていない人にわかれていて、この差がゆくゆくは大きな企業にすら大きな影響を与えると思います。ただ、そうやって業界の再編のニーズは高まる一方、中々難しいですね。