井上雄彦のマンガと展示
11月29日にバガボンドとリアルが発売になった(あとプルートとデトロイトメタルシティも)。
この同時発売を記念したサイトが立ち上がっていて、
より両方の世界観を堪能することができる。
とりあえず、武蔵と野宮が靴とワラジを持っている絵がずるいw
単発の出版物でわざわざスペシャルサイトを作れる作品なんてあまりないだろうに。
すごいことだ。
さらに、この両巻、それぞれ発売と同時に連載している週刊誌も発売になり、
それぞれの表紙が明らかにコラボした表紙になっている。
モーニング
ヤングジャンプ
これだけのコラボ感を出せてユーザーの心をくすぐれるのは井上雄彦の力だなと思う。
コンビニの棚が壮観。かっこいいと思ってしまう。
完全に週刊誌が作品に食われている状態なんだけどね。あはは。
そう、もう完全に作品におんぶにだっこ。
しかも特徴的なのは、各最新巻を読み終わるとそのままその続きが 同時発売の週刊誌で読めるという展開。
最近の出版社のお決まりの手法である。ジャンプSQのそれぞれのマンガも単行本をリリースした後に、 それぞれの続きが読めるのがジャンプSQってやってたし、nanaの新刊発売時にも同様の展開で 週刊誌の売り上げ増加につなげようとしていた。
それでも自分は続きを立ち読みしただけで終わりましたがw
マンガ雑誌の苦しさを感じるね。
ただ、最近のマンガ、おもしろくないわけではないと思う。
確かに昔ほどのメガヒットを感じないと思ってしまっているが、それは慣れだったり、そもそも チャネルや作品の多様化によるところが大きいと思われる。
ビジネスに参入してきている競合も増えていて、一時ヨシモトですらマンガ週刊誌を 出すくらいコンビニの棚はあふれかえっていたし (ヨシモトの週刊誌は7号くらいで廃刊になりましたが・・・) 作品を見てみても、ドラマになっているような最近のマンガやおもしろいし、 少年向けだと王道かつ秀逸なワンピース、その他ブリーチやらなんやら。一歩とかコナンもまだ人気かな?
でも競合誌が増えるってことは、競合はなんらか看板マンガを携えて参入してくるわけで、 それに対抗して既存誌も看板マンガを引っ張ってきたり育てたりするわけだけど そうするとどの雑誌にも1つや2つおもしろい作品が必ずあって(逆にその他の作品のクオリティは ばらばら)、そんな出版誌が毎週、というか毎日何かしら発売される。
そうすると特に小学生とかそんなの毎日買ってられなくなるよね。。。
おもしろいヤツだけ立ち読みする習慣ができてきちゃってるんじゃないかな。
メガヒットのない時代。
メディアの肥大化とパーソナル化は本当にいろいろなところに影響してきている。
またバブルがきて消費者の財布がおかしなことにならない限り、既存収益モデルでしか 生計を立てることができない企業は消えるしかなくなるだろうなぁ。
ちなみに、バガボンドとリアルの新刊に下記のチラシが。
井上雄彦・最後のマンガ展
http://flow-er.co.jp/
ん?最後?
この同時発売を記念したサイトが立ち上がっていて、
より両方の世界観を堪能することができる。
とりあえず、武蔵と野宮が靴とワラジを持っている絵がずるいw
単発の出版物でわざわざスペシャルサイトを作れる作品なんてあまりないだろうに。
すごいことだ。
さらに、この両巻、それぞれ発売と同時に連載している週刊誌も発売になり、
それぞれの表紙が明らかにコラボした表紙になっている。
モーニング
ヤングジャンプ
これだけのコラボ感を出せてユーザーの心をくすぐれるのは井上雄彦の力だなと思う。
コンビニの棚が壮観。かっこいいと思ってしまう。
完全に週刊誌が作品に食われている状態なんだけどね。あはは。
そう、もう完全に作品におんぶにだっこ。
しかも特徴的なのは、各最新巻を読み終わるとそのままその続きが 同時発売の週刊誌で読めるという展開。
最近の出版社のお決まりの手法である。ジャンプSQのそれぞれのマンガも単行本をリリースした後に、 それぞれの続きが読めるのがジャンプSQってやってたし、nanaの新刊発売時にも同様の展開で 週刊誌の売り上げ増加につなげようとしていた。
それでも自分は続きを立ち読みしただけで終わりましたがw
マンガ雑誌の苦しさを感じるね。
ただ、最近のマンガ、おもしろくないわけではないと思う。
確かに昔ほどのメガヒットを感じないと思ってしまっているが、それは慣れだったり、そもそも チャネルや作品の多様化によるところが大きいと思われる。
ビジネスに参入してきている競合も増えていて、一時ヨシモトですらマンガ週刊誌を 出すくらいコンビニの棚はあふれかえっていたし (ヨシモトの週刊誌は7号くらいで廃刊になりましたが・・・) 作品を見てみても、ドラマになっているような最近のマンガやおもしろいし、 少年向けだと王道かつ秀逸なワンピース、その他ブリーチやらなんやら。一歩とかコナンもまだ人気かな?
でも競合誌が増えるってことは、競合はなんらか看板マンガを携えて参入してくるわけで、 それに対抗して既存誌も看板マンガを引っ張ってきたり育てたりするわけだけど そうするとどの雑誌にも1つや2つおもしろい作品が必ずあって(逆にその他の作品のクオリティは ばらばら)、そんな出版誌が毎週、というか毎日何かしら発売される。
そうすると特に小学生とかそんなの毎日買ってられなくなるよね。。。
おもしろいヤツだけ立ち読みする習慣ができてきちゃってるんじゃないかな。
メガヒットのない時代。
メディアの肥大化とパーソナル化は本当にいろいろなところに影響してきている。
またバブルがきて消費者の財布がおかしなことにならない限り、既存収益モデルでしか 生計を立てることができない企業は消えるしかなくなるだろうなぁ。
ちなみに、バガボンドとリアルの新刊に下記のチラシが。
井上雄彦・最後のマンガ展
http://flow-er.co.jp/
ん?最後?
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